お昼はパスタ、イカとエビのフリッター、ほうれん草のソテー。KIちゃんの友だち、MKちゃんやESちゃんと同席した。
再びバチカンへ。
15:00前だったが「聖なる扉」への柵が開かれていて、さっそく列に並ぶ。ずっと疑問だった「扉」の先は、サン・ピエトロ大聖堂の中だった。「扉」をくぐるのは回心して新たな人として生きる決意を意味する。「扉」をくぐるのは「洗礼」の時のようだと思った。とりたてて劇的な変化はない。でも内面から変えられてゆくのかもしれないと思う。
 「聖なる扉」左 |  「聖なる扉」右 |
「聖なる扉」を入ってすぐ右にピエタ! 聖母が十字架から降ろされたキリストを悲しみのうちに腕に抱いている像で、ミケランジェロ作の有名な像である。これまでは芸術作品として見ていたが、やはりこの場所で見るとご像として見てしまう。自然に祈りがわいてくる。ともあれ、いずれにしても美しいし、重みがあった。
少し込み合う大聖堂内を花川さんについて歩く。サン・ピエトロ大聖堂は1度建て増しされており、以前の床が下に覗けるところがある。イギリスのセントポール寺院で階下のクリプタ(納骨堂)が覗けるところがあったことを思い出す。
聖ペトロの遺体はサン・ピエトロ大聖堂の教皇専用祭壇の地下12mのところにあるという。教皇専用祭壇前の聖ペトロのご像に、列を作って並び、さわってきた。みんなが触れる足先は、もうつるつるで指がない。日本のどこかのお地蔵さんみたい。東西、人間はどこも同じかも。
今日は地下を回れないと花川さんは言っていたが、地下らしき方から上がってくる一団がいて謎だった。
 夕闇迫るサン・ピエトロ大聖堂 |
サン・ピエトロ大聖堂前のおみやげ屋さんに寄ったあと、ホテルに戻る。1時間休んで夕食へ出かける。城外のリストランテへ。ラザニアと仔牛のステーキ、ほうれん草のソテー添え。Hさんが「時間をかけてくるほどおいしい店だと思えない」と言って、なるほどと思う。言われなければ特にそんなことを考えたこともなかった。でもクリスマスには仕事を休んで家族と過ごすのがイタリア流。きっと有名なお店は閉まっているのだろうとあとから思った。
21:00ホテルに戻り、洗濯をしてシャワーを浴び、寝る。もうすぐ23:00になるところ。Buona Notte.
今日のラテラノ教会でのミサの司式はわたしたちのグループの同行司祭でもあるA神父様。昨晩のパパ様が洗者ヨハネのように思えた(見えた)ということと、カトリック新聞クリスマス号の表紙絵秘話。わたしは昨晩のパパ様は十字架を背負ったキリストのように思えた。十字架を背負ったキリストのあとを、十字架を背負ったパパ様が行き、その後からやはりそれぞれの十字架を背負ったわたしたちが歩いていくのだな、と考えていた。